腕組みをされ、グレーのスーツに洒落たメガネ、隣の
席には批判対象の前川前文科事務次官、さて、どなたの
知事の事です。そうですね。加トちゃんというのは私が
勝手に命名しました。ドリフの加藤茶ファンの方が気を
悪くしていたらごめんなさい。でも、加戸っていう苗字
だし別に加トちゃんって読んでも良いですよね。
国会の閉会中審査では、こんな表現をされていました。
「歪められた行政が正された」
「獣医学部は念願であった」
「西日本には2割の獣医学部しかない」
そうですね。半世紀前の地方自治体の首長としての加ト
ちゃんでしたら、あのドリフターズのように拍手喝采
ですよね。これに関しては疑う余地がありません。
だって第二次ベビーブームもあり、大学という産業が
更に拡大する局面に入ります。そりゃ、親の収入も上がる
し子供も沢山生まれるし教育産業万々歳です。また、
ペットの数もどんどん右肩で増えていきます。そうですね。
ペットは家族の一員です。さすれば、ペットが痛い痒い
となれば病院に連れていきたくなるのが飼い主の恩です。
時は2017年、親の年収は上がる気配がなく、少子社会に
突入し、人口が減ってるからペットも減り、家畜産業
従事者もどんどん減る昨今です。スーパーを見れば外国
産の牛肉、豚肉、鶏肉で溢れかえってます。確かに高級
スーパーに行けば国産の被爆した国産肉も沢山あります。
そんな国産肉の救いの手として獣医学部は必要ですよね。
大学の教授や建築業者の仕事を作る必要性は本当に分か
ります。だって、税金でその方々を助けてやりたいじゃ
ないですか。それが、首長としての親心です。大学という
ハコモノを作る事でどれだけの人たちが飲んだり、食っ
たり、旅行できたりすると思ってんですか。だから、
大学が必要なんですよね。何だか、かの田中角栄の時代を
感じずにはいられないお話です。が、娘の田中眞紀子は
新規大学の認可に否定的でしたね。それは、懐かしい思い
出です。
加トちゃんの閉会中審査のお話を伺ってると昭和30年代
の国会を聞いてるように感じ本当に感慨深いものを感じ
てなりませんでした。さぞや、旧経世会に籍をおいて
肩を並べ内閣総理大臣にもなっていたかもしれませんね。
この度の前川氏と席を並べたお話は非常に良い勉強に
なりました。
以上