以前には聞かなかった言葉って割とありますよね。
みたり、ある程度の老人のことを後期高齢者とか言って
みたり、無職を引きこもりからのニートと言ってみたり
です。タイトルでお気付きの方もいらっしゃるかと思い
ます。「睡眠負債」という言葉です。こちらはイギリス
のどこかの大学の先生がつけた言葉のようです。睡眠が
足りなくなると心身ともに色々な異常が起こってきます
というものです。マイナス面での異常です。っていうか、
これって睡眠不足のことですよね。まぁ、確かに負債と
いう言葉が付くことで積もり積もるとマイナスな事が生
じるという意味合いが出ます。が、睡眠負債という言葉
が前面に出てくると睡眠不足という言葉を使う人が減る
のはある意味常識的になります。古い言葉は使わなくな
るのは本当に傾向としてあります。なので、睡眠負債が
睡眠不足を凌駕する可能性は十分にあります。
で、この睡眠負債ですが適切な睡眠時間は人それぞれ
なので何時間寝よう！という発想は出てきません。大切
な事は心身ともに健康的になれるようその人にあった
睡眠環境を整え眠るという事だと思います。なので、
それを実現するにはどうしたら良いのかを一人一人が
しっかりと考える事が重要です。
では、睡眠が少ない事で起こる現象としてどんな事が
あるか考察してみます。一般的には、うつの1番の原因
にあるのが睡眠不足です。この睡眠不足が積もり積もっ
て行くと睡眠負債となり抑うつ的な気分になってしまう
んだろうと思います。では、なぜ睡眠負債によってうつ
になるんでしょうか？それは人間は所詮、動物です。動
物は寝ないと活力を持って行動出来ません。食べないと
お腹減って動けなくなりますよね。トイレに行きたく
なれば他の事に集中出来なくなりますよね。それと同じ
です。寝ない事で行動に制約が出てしまうんです。だか
ら、何事にもやる気が無くなり自信が無くなり、おか
しな思考回路になるんです。
で、解決方法は日中を充実させる事ですね。これしか
ないんじゃないかなぁ。だいたい、部活に専念してる
中学生や高校生には睡眠負債は基本的にないですね。
なんでか？家に帰ったら疲れて食事後には寝てしまう
からです。だから彼ら彼女らは心身ともに健康的なん
です。でも、大人になれば移動は電車や車で、普段は
デスクワークなんて事になれば全く動かない生活に
突入しますよね。だから、睡眠負債が発生するんです。
それを改めれば良いんです。身体を動かし、疲れて眠る
習慣を作ってしまえばほぼ解消されるでしょう。
以上
