テレビをつければ(まぁ、全然テレビは見てませんが)、専門家と称されて大学の関係者が席に座ってますよね。政府を見てもなんとか委員会とやらにはドコドコ大学の教授が参加しております。それにしても、いつから大学関係者がこんなに重宝されるようになったんでしょうかね。
そんな中、学生たちや卒業生たちの奨学金を巡る問題が大きくなってきました。なぜか?金額が大きくなって、本人だけでなく家族や親戚も破産される方が出てきているからです。それに対して、東京MXの番組で勝間和代がこんな事を言ってくれました。
「無償を増やすか、国公立を徹底的に下げないとダメ」とです。
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つまり、貸与ではなく授業料給付にするか、国公立大学の授業料を下げろと言ったのです。これはまさに拍手喝采です。これをテレビで言った著名人はほとんどいません。でも、注文をつけるとしたら私立大学はどう思ってんの?っていう事です。私立大学だって、当然下げるべきなんです。なので、これに関しては半歩前進です。
それと、この発言の端緒となった方なんですが大阪在住で国際関係学部を卒業した人らしいです。大阪から通える国際関係学部っていうとどこでしょうか?まずは、国際関係学部を有する大学を調べてみました。
どうです?大阪から行けるのはほぼ立命館大学で確定ですよね?まさか、中部大学とか静岡県立大学まで新幹線で通学しているとは考えられません。なので、奨学金破産された方は立命館大学の国際関係学部だった事でしょう。立命館大学の国際関係学部と言えば、西日本の私大の中では1番高い偏差値で有名です。レベル的には早慶と何ら変わりません。なので、勝間和代が言っていた「国際関係学部という名前を聞いた瞬間に、少なくともトップレベルではないということが分かってしまうわけです」というのは間違った認識ですよね。まぁ、でもなぁと感じなくもありません。入る時の偏差値が高くても入った後の講義はほっとんど広く浅く教養を身に付けよう的な物で埋まってそうですよね。法学部とか経済学部、経営学部に比べたらそりゃ専門性には欠けます。そういう意味で「トップレベルではない」と言ったのかもしれません。そんな高偏差値の学部を卒業しても払えないと考え自己破産しちゃうという事は制度的に終わってます。どうしようもありません。低偏差値大学なら尚更です。
それと、番組中で内山信二でさえ「授業料高すぎますよね」って言ってます。芸能人ですら高額だと感じられるような授業料体系ですので本当に日本の大学産業はイカれてますね。ほとほと呆れて何も言えないです。が、まだまだ書いていきたいとは思っております。勝間和代、よくぞ言ってくれたと思っております。奨学金返済や大学無償化ばかりがニュースになってますが、大学の授業料とか大学そのものの存在意義こそ議論すべき事です。
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