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【一考】小泉純一郎と小沢一郎、急接近で今後の政局はどうなる?

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厳暑の夏のためか、蝉の鳴き声が本当にズキズキと心に響いてくるのが印象的な今日この頃です。まだまだコオロギやキリギリスの登場は後になりそうな雰囲気です。

 

ところで、ここ数十年において政局好きな政治家は誰か?と言えば小沢一郎野中広務小泉純一郎といった面々が思い浮かばれます。決して、安倍晋三が政局好きと感じないのがなんとも言えませんねぇ。やり手だとは思いますがね。

 

そして、先月のことですが小沢一郎小泉純一郎の共演が話題になりましたね。小沢政治塾で小泉純一郎が講演をしたと言うことで非常に大きな驚きをもって報道されました。小泉内閣当時、小沢一郎自由党を解党して民主党に入り自民党に揺さぶりをかけた事もありました。言わば、敵対していた両者です。そんな二人が握手する姿が来ようとは誰も考えていなかったと思いますね。まさに、野中広務小沢一郎と握手したあの自自連立を思い出してしまいます。

 

でも、小泉純一郎って今となっては議員バッヂを外して元首相ではあっても民間人です。未だに国会議員として活動していればこの講演は本当に意味あるものだったと言えますね。でも、幸いなことに息子の小泉進次郎は国民的には大人気な政治家です。と言うことは、間接的に小沢一郎小泉進次郎が握手をしたと解しても全く問題ないと考えてしまうのは早計ですかね。

 

一般的に年内に大型の選挙はありませんし、衆院も昨年に解散されたばかりなので全然面白みがありません。あるのは、自民党総裁選挙と来年の参院選くらいですね。あっ、年内は国民民主党の代表選もあるらしいですね。となると、国政選挙もないし安倍倒閣に関してはあまり展望はありません。

 

では、小泉-小沢の共演が実現すれば今後の政局をいかに出来るのかが重要になってきます。一部報道では、小沢が小泉に参院選の出馬を打診したらしいですね。でも、断理ました。これはある意味、宣伝看板のような事例ですよね。総裁選後の来年には必ず参院選があるんだという事をキッチリと伝えた形になりました。そこを考えて総裁選には行動しないとダメだという事ですね。それと、元気な頃の小沢なら自民党に手を突っ込んで神輿に担ぐ動きをしたと思いますが(渡辺美智雄のように)、今更それはちょっと無い気がします。

 

総裁選に出る石破茂、一時は自民党を離党しております。そこが、やっぱり気になる点ではあります。2001年の総裁選で小泉純一郎は総裁になってしまったんですが、当初は負けたら自民党を割って出て反自民政権を作るんじゃ?という話もありました。それを思い出したりするんですよね。向こう側に小沢がいるともなればその船に乗船してもおかしくありません。また、本流?の旧経世会もずーっと党内野党なワケです。だから、石破支持に回ってますよね。

 

以上を踏まえて、話は変わりますが昨年の民進党元代表前原誠司がやった事がいかに天才的だったかが分かります。衆院を解散するには大きく3つあります。政権側からの解散、任期満了、そして、内閣不信任案可決です。この中から前原誠司は野党党首にも関わらず政権側からの解散になるよう仕込んだのです。だからこそ、敢えて山尾志桜里を幹事長にして民進党をスキャンダラスにして失墜させて、政権から解散しやすい土壌を作りました。まさに凄くて神業でした。小沢でも小泉でもこれだけの事はしておりませんね。言うだけ番長ではなかったんですよね。でも、まぁ小池の大ミスのせいで希望の党がダメになったのはご承知の通りです。

 

なので、如何にして安倍首相が解散を打ちやすい環境を作れるかが一番重要です。

 

と言う訳で、自己保身が第一の国会議員ばかりになってしまった現状においては安倍政権の崩壊を作るのは至難の技と言えますね。小沢-小泉ラインにおいてもです。ただ、先日投稿した方法を使えば割と早い段階で安倍政権を崩壊させる事も不可能ではありません。

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国民の一人一人が自民党員になれば早い話です。全ては国民に掛かってるんですね。

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