昨夜、公表された朝日新聞の世論調査が話題になってますね。こちらです。
自民党が堅調を推移し、野党の伸びが目立っておりません。つまり、自民党は2012年に政権復帰以降なんらほぼ無傷のままで今回の総選挙を迎えます。まぁ、無傷と言っても微減はしているので擦り傷程度ですね。今年に入ってから森友問題、加計問題、議員の不祥事が多発していても自民党の支持率は強固な状態です。これって本当にすごい事だなと思います。徳川幕府ならぬ自民党幕府状態です。何だろうなぁ。国民性なのかなぁと思いますね。ドMとまでは言いませんが、上の人間がやってるスキャンダラスな事には非常に心が広いんだなと思います。それと、政界とかは別世界のことだからちょっとくらい不祥事があっても仕方ないと感じているんでしょうかね。
だから、歴史的に見ても日本で体制転覆するような激動がほぼ無かったのかなぁと思います。その象徴として天皇制が維持されてますよね。でなければ、続いてませんよね。豊臣秀吉が刀、鉄砲狩りをやったというのもあるかもしれませんが、従順な国民性が際立ってますね。
国有地がなぜか割安で売却されても、権力者の友人が経営する学校法人が優先的に大学認可が認められても、不倫で多くの議員が公表されても、二重婚疑惑がされても支持を得る方法って何なんでしょうか。すごいなと思います。まぁ、確かに野党は野党で全然まとまる気配がありませんし、目玉政策も全然出てきません。
自民党がダメだと言っているのではないのです。絶対権力は腐敗すると歴史がキッチリと証明しているんです。その腐敗のスタート地点なのかすでに腐敗しているのか分かりませんが、その兆候があったから1993年以降自民党単独政権は数年のみで終了したんですよね。
政界自体がやはりパッとしませんし、政治が前進する予感は上西小百合の不出馬で早くも終焉を迎えております。自身もそうですが、やっぱり日本人って農耕民族なのかなぁと思いますね。
以上
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