なんだか、既存メディアの報道ベースですがここ2~3日の希望の党の動向はため息しか出ませんね。ちょっと期待していた分、その期待も萎みそうです。何が?って、入党に選別するとか大丈夫でしょうか?特に民進党員です。前原誠司が全員希望の党に行けるように交渉する的な事を言いましたよね。でも、希望の側がリストを貰って選別するとか有権者からすると理解出来ません。また、首相経験者は受け入れないとか確かに嫌悪感を持ってしまうのも分かりますが、そんな事を言ってる場合ですか。小沢一郎が言ってますよね。「野党を一本化することが重要だ」とです。なんでそんな事を言うか分かりますか?比例票の上積みと死に票防止ですよね。周到にご準備された都議選とは違いますよね。だから、若狭勝も以下のような事を言うんですよね。
自民党と密約でもあるんでしょうか。ちなみに民主党が政権交代した2009年の候補者比較はこちらです。
いかがですか?あの自民党よりも民主党の候補者数の方が多いんですよ。選挙区では微減ですが、総数では上回ります。ちゃんと過半数以上を立てているんです。希望の党の中枢の人が「政権政党を目指す」とか言うから「おお、そうなのか。」と有権者は関心する訳です。が、実際は過半数を目指さないんですよね?それなら政権政党なんて甚だ無理なお話です。保守政治とか言いますが、保守支持層だけで3000万票以上取れるんですか?自民党にもその方々は入れますよね。正直無理ですよね。
本当に政党の構成員を選別したいんなら入党させてからやれば良い事なんじゃないですかね。踏み絵は入党後で良いはずです。その方法をやったのは紛れもない小泉純一郎ですよね。あの郵政解散です。あんなこと出来るのは与党だから出来たんです。野党のままで出来ますか?出来ませんよね。なんだか、あなたOKあなたはNGとかやってるのを見ていると何のために政党を作られたんだかよく分りませんね。来年以降の政党助成金を頂戴するためですか。共産党の志位ではありませんが、「自民党の補完勢力」と有権者もそう感じてもおかしくありません。
この流れが続くようであれば、選挙後も現与党がそのまま続く可能性も大になってきますね。野党4党での共闘の方が政権交代出来たのかもしれない状況です。希望の党自体、何をやってくれるのか分からない政党ですが、有権者側に立てば期待感だけが支持する理由なのです。入党者の粗探しをやっている様であれば人身掌握は難しいですね。NGを出された方も新党設立を想定している様ですね。こんなことになれば比例票も分散されます。また、気になることと言えば前原誠司が無所属で出ると言うことです。最初に聞いた時はカッコいいなと思いましたが、今ともなれば前原誠司こそ入党して一緒に選挙戦を迎えるべきですね。小沢一郎であればどんな動きをされるんでしょうかね。
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